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●膀胱がん
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膀胱がんの早期発見に繋がる新しい尿検査法を開発 イタリア研究者 2005/10/26
 腫瘍(しゅよう)を成長させる酵素が尿の中にどれだけ含まれるかを調べる新しい検査法によって、膀胱(ぼうこう)がんの早期発見が実現できるというものである。
 新検査法を開発したのは、モルガーニ・ピエラントーニ病院(イタリア)のがん研究者のグループで、研究論文は2005年10月26日発行の米医師会ジャーナルに掲載された。
 尿中のテロメラーゼ量を測定することで識別するのがこの新検査の内容。テロメラーゼはがん細胞の永続的な分裂を促す不死化酵素とも呼ばれる酵素で、ほとんどすべてのがん細胞に存在するが、がん性でない細胞にはまず見られないため、がんの診断および治療への活用が研究されていた。
 膀胱がんは進行が早いため、早期発見が治療のカギとなる。一部のがんの場合、進行しないとテロメラーゼが存在しないが、膀胱がんでは初期の段階から存在するため、膀胱がんの早期診断に向いている。
 これまでの尿検査では膀胱がんを見落とす例も多く、正確な診断は膀胱鏡による検査で行っているが、尿道にカテーテルを入れ、疑わしい細胞を検査するため身体に負担がかかる。この新しい酵素量の検査方法では90%の確率でがん患者を識別でき、従来の尿検査よりも正確な上、2、3日で結果が分かるという。

臓器を温存する膀胱温存療法 2005/9/10
 膀胱がんが表面の粘膜より深く進んでいる場合、他臓器への転移の可能性があるリンパ節への転移などがなければ、膀胱全摘が最も確実な治療法とされる。しかし、排尿に伴う後遺症が大きいため、膀胱を温存する治療法も試みられている。
 筑波大学付属病院泌尿器科赤座英之教授は、10年以上前から膀胱温存療法に取り組んでいる。
 膀胱温存療法の治療は、患者にとって期待の高い治療だが、もし、再発した場合、放射線治療の影響によって臓器が傷んでいるため、手術の際の危険性が高まる欠点がある。また、抗がん剤の種類や量、投与方法、放射線の照射方法など、最適な治療方法が確立していないため、施設によってバラバラなのが現状。全摘手術を免れるのは何よりだが、温存療法には、再発の危険性など不明な点が多いことも踏まえておく必要がある。
 今後は、温存療法が有効なタイプのがんを事前に判別し、標準的な治療法を確立するのが課題である。
 また、膀胱がんには、抗がん剤が比較的高い効果を得られる。手術不能な転移がんには、4種類の抗がん剤を併用する「MVAC(エムバック)療法」が行われる。最近では、手術の前にMVAC治療を行う術前化学療法の臨床試験も始まっている。膵臓(すいぞう)がんなどに認可されているゲムシタビンも海外の研究などで膀胱がんにも効果があるとされ、日本でも試験的に使われ始めている。