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●膵臓がん
抑制機能持つがん遺伝子 組織で違い、京都大学 |
2005/12/19 |
突然変異すると膵臓がんなどの原因になるとされていた遺伝子が、甲状腺がんでは転移を抑えていることを京都大学のグループがマウス実験で解明、米科学誌ネイチャージェネティクスに2005年12月19日に発表した。がん遺伝子が、がん抑制遺伝子として働いていることがあるため、組織ごとに遺伝子がどちらで機能しているのかを見極めることで適切な治療を行うことができる。
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膵臓がんリスク軽減に野菜・果物が有効 |
2005/9/15 |
日本で近年増加傾向にある、膵臓がん(膵がんとも言う)。膵臓に診断が非常に難しく、進行がんの状態で発見される事が多い。
米カリフォルニア大学の研究で、野菜や果物を豊富に摂取する事で、膵がんのリスクを軽減させる予防効果のあることがわかった。
果物で予防効果が優れていたのは、柑橘類の果実と果汁。
<予防効果が強い食材>
タマネギ |
ニンニク |
豆類 |
緑色野菜 |
ニンジン |
山芋 |
サツマイモ |
トウモロコシ |
かぼちゃ |
アブラナ科野菜 |
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ホットドッグで膵臓がんの危険? |
2005/4/20 |
膵臓がんは、ホットドッグやソーセージなどの加工肉、牛肉や豚肉の赤身を多量に摂取することでかかりやすくなってしまう、と2005年アナハイムで開かれた米国癌学会(AACR)で報告された。
ハワイ大学癌研究センターのUte Nothlings氏らの研究では、鶏肉や魚肉、乳製品、卵、脂肪、コレステロールの摂取量と膵臓がんリスクとは関係性はないとしているが、加工肉や赤味の豚肉および牛肉の多量摂取は摂取が少ない場合に比べ膵臓がんリスクが50%以上も高い事がわかった。
膵臓がん予防には、加工肉などの多量摂取ではなく、調理した魚肉や鶏肉の摂取が望ましい。 |
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